丁寧だけでは法人営業はやってけない

法人営業の勘違い。ということで法人営業をしたりされたりした。私の体験からお話をさせて頂きます。法人営業のみならず営業は丁寧な対応、顧客の要請に応えることが武器でありマナーです。相手はこちらの商売に付き合っているのですから当然。ですが、丁寧さばかりを重視するのも考え物。特に営業を始めたころはとにかく丁寧にしなければ、なんて考えていませんでしょうか。
例えば、顧客に書類の作成などなんらかのタスクが必要な場合、いつごろまでに出来ますか。なんて顧客に聞いていませんか。はっきりいってこれはあまり良くないです。はっきりと何日までに用意してください。と伝えましょう。営業時の体験から言えば、納品がこのくらいの時期に必要なのに、顧客の書類提出がぎりぎり。なおかつ不備があって書き直してもらう。とかしていたら営業日がどんどん削られてしまいます。迷惑を受けるのは実際の作成をする部門と顧客です。そして営業を受けている身としても、(大目に見て)5日かかかります。っていうものの、5日目まではまず手をつけません。私がズボラなのはこの際、横においてください。たいがいこうした書類作成にかかる時間なんて1時間から長くても3日くらいです。丁寧に、『納期をこのくらいの日とすると、この日には書類を完成させてください。』と伝えましょう。あなたの仕事はあなたが管理するのです。リードナーチャリングが大切なんです。顧客の要請を聞くことも大切ですが、仕事をキチンと管理することが最大のサービスです。小技としてはこの相手に伝える予定日はやや短めがおすすめです。ちょっとその日までには出来ません。と顧客が言ったら後ろにずらせばいいだけです。会社を経営していると頼れる営業さんは本当に助かります。頼れる営業とはやたらバカ丁寧な営業では実現できない、一緒に仕事をしてくれる仲間になる人だと思ってますので、言うべきは言うスタイルも身に着けて、顧客を助けるとはどんな事かよく考えてこれからも営業頑張ってください。